アメリカはイランへの軍事攻撃をやめよ

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                                                                            20200108 午後6時 @新宿

 総がかり行動実行委員会が8日夕、新宿駅西口で「戦争反対! アメリカはイランへの軍事攻撃をやめろ 自衛隊の中東派兵反対」を訴える緊急街頭宣伝をおこなった。イランが米駐留基地を報復攻撃する緊迫した中での訴えに、仕事帰りの人たちも足を止めて聞いていた。

 政党と市民の共同の取り組みで、政党では、日本共産党小池晃議員と、立憲民主党菅直人議員がスピーチ。小池さんは、「アメリカはイランの要人をイラクで殺害したが、これは、どんな理由をつけても許されない。アメリカは、軍事攻撃をただちにやめ、イラン合意に立ちもどれ。そして、自衛隊派兵の閣議決定をおこなったときと中東情勢はまったく違うのだから、安倍首相は、自衛隊の派兵をただちに中止せよ。今なら間にあう」と。菅さんは、「自衛隊派兵は、国会で一度も議論されずに閣議決定した、こんなことは許されない。20日から国会が始まるが、閉会中に委員会を開かせよう。野党は結束して派兵を中止せよと追及する」と訴えた。

 中東で人道支援を行っている日本国際ボランティアセンターの今井さんは、「日本政府は、アメリメの有志連合には入っていないというが、アメリカと情報を共有して行動するのだからイランの人たちにどう映るか、アメリカと軍事行動をともにしていると見える。憲法9条を持つ国として、軍事ではなく、話し合いで解決をと働きかけるべきだ」と日本政府の行動を批判した。