2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

北海道の中国人慰霊碑(5)

芦別市で中国人を使役した作業場は、川口組芦別出張所と三井鉱山芦別鉱業所の2カ所である。川口組芦別には、中国人600人が連行されてきた。1944年11月15日に下関上陸後1人が死亡している。1945年12月1日に帰国するときには327人に減っている(うち1人が日…

北海道の中国人慰霊碑(5)

杉山四郎『語り継ぐ民衆史』によると、元の説明板の記述はもう少し長い文章だったようだ。 <太平洋戦争中日本の産業労働力増強のため華北労工協会の募集に応じ芦別の石炭産業に就労した中国人は約1,200人に及んだが日本到着前から健康を害した者も多くまた…

北海道の中国人慰霊碑(4)

芦別市が建てた案内板の説明によると、 <太平洋戦争中強制連行により、芦別の石炭産業に強制就労した中国人は約1,200人に及んだが、そのうち468人が本市で故郷に思いをはせながら他界されました。 芦別の石炭産業発展のいしずえとなった方々の霊を慰めるた…