辺野古の土砂投入は1・1% 防衛省のデータ

 沖縄在住の土木技術者である北上田毅さんは、辺野古の工事進捗率について防衛省は、「本年10月末現在で、②-1区域は7割、②区域は1割」と回答したとブログに書いている(11月22日の防衛省交渉で)。

 この割合は、現在、発注されている「基準高+3・10メートル」までに埋立土量に対する割合であり、埋立工事の総土量でいえば、23・2万立方メートルになる。辺野古新基地建設事業の埋立総土量は2062万立方メートルだから、1・1%であるという。

 私は、先日のブログで沖縄の現地で聞いた話として、埋め立ての進捗率は1・4%という数字を紹介した。実際には、それよりももっと低い進捗率だということだ。北上田さんは、これまでダンプ1台あたり6トンと推計して1・4という数字を割り出していたが、実際の1台当たりのダンプの積載量は少なかったようだと分析している。