米機による平岸中国人寮への救援物資投下(14)

 

愛知教育大学の元教授・南守夫さんが、唐燦さんと一緒に連行された孔繁河さん=山東省聊城市在住=から聞いた話を紹介している。

 

 

「(戦後)また飛行機を見かけるようになり、私たちが住んでいるところへしょっちゅう飛んできました。低空飛行でした。私たちの中に孔という姓の者がおり、彼は英語ができました。屋上に字を書きました。おそらく飛行機に私たちは中国人であると告げたのでしょう」