名古屋―平岸連送(5)

一隊の160名が青森に着いたのは27日の午前10時である。そして、同日午後1時に乗船している。

●地崎組労務次長あて カロ一六〇レンソウシヤ一〇ヨテイドウリツイタ 二七ヒ一ジフネ ヒラギシハ二七ヒ二〇ジ四八フンチャク ゼンインゲンキオオセイナリ ア

 (華労160連送しや10時予定通り着いた。27日1時船。平岸には272048分着。全員元気旺盛なり。荒金)

●道庁外事課第4係長あて カロ一六〇ジコナクツイタ 二七ヒ一ジフネ 三ジ三〇フンハコダテハツ一八ジ一二フンタキカワ 二〇ジ四八フンヒラギシチャク 二タイ三タイトモニダイヤオナジ ゼンインゲンキオオセイナリ アラカネ

 (華労160事故なく着いた。271時船 330分函館発1812分滝川 2048分平岸着。2隊3隊ともダイヤ同じ。全員元気旺盛なり。荒金)

荒金係長が地崎組の連送責任者として道庁の関係課に適宜報告していたということである。