辺野古新基地建設止めよう国会包囲

f:id:machikiso:20190525140238j:plain

国会包囲行動。

 5月25日、辺野古新基地建設を止めようと国会包囲行動が行われ、5000人が集まった。

 「大浦湾は、貴重な地球の財産。それを安倍政権が軍事のために埋め立て、破壊することは世界的な犯罪行為だ」「翁長さん、そして、玉城デニーさんと連続して辺野古新基地建設反対を掲げる知事を誕生させた沖縄。今年に入っても2月の県民投票、4月の衆院3区補選と、新基地ノーの世論が示された。何度も何度も明確な民意を沖縄は示し続けているのに、それでもまだ土砂投入を続けるのですか。沖縄の民意を踏みにじることは、日本の民主主義の破壊です」―そんな声が聴かれた。

 沖縄からは、ヘリ基地反対協の安次富浩さん、沖縄平和運動センターの大城悟さん、沖縄統一連の瀬長和男さんが訴えを行い、玉城知事も「県民投票の民意を全国で伝えてくれているみなさんに感謝します」とメッセージを寄せた。

 そしてなにより、だれもが口にしていたのが、「安倍政治を終わりにしよう、参院選で野党は共闘!」だった。あす27日には、野党党首会談が開かれ、参院選の統一候補が発表される段取りになっているようだし、週半ばには、市民と野党の政策協定が結ばれるという。

 大浦湾で体を張って埋め立てに抗議するカヌーチームを歌で激励したことのある川口真由美さんがオープニングで「いまこそ奮い立とう」など辺野古ゲート前でよく歌われている歌を披露した。

 この日を中心に6月8日の「市民と野党の共闘で参議院選挙に勝利し安倍政治を終わらせる滋賀県民集会」(午後2時、男女共同参画センター)まで32都道府県38カ所で「示そう辺野古NO!の民意を」をスローガンに全国総行動が計画されている。