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北部訓練場の一部返還は基地機能強化 米軍側ビデオでもはっきり

 AFN (米軍放送網)は11月21日、北部訓練場返還に関する宣伝ビデオの第2弾をインターネット上で流した(https://twitter.com/usfj_j?lang=ja 第1弾は11月15日公開)。日本語字幕付き。
 ジョエル ・エレンライク在沖米国総領事は、「それ(北部訓練場の一部返還)は同盟国にとって重要です。なぜなら、私たちがここでの影響を減らすことを約束しているからです・・・我々は他の合意において、予定されていたよりも前に早期の土地返還に合意しました。 私たちは KC-130 の運用を離島に移しました。そして他にも多くの土地返還が予定されています。例えば、普天間とキャンプキンザー、そして軍港とキャンプレスターなどの完全返還です。そして、永久的に 10 ,000 人に近い海兵隊員を国外へ移す計画があります」と返還合意のプロセスに言及した後、こういっている。
 「米国と日本を守るために不可欠な能力、訓練そして手続きを維持しながら、引き続き沖縄 の人々への影響を減らそうとし続けることが私たちの二カ国を安全に保ちます」
 キャンプ・ゴンザルベス(北部訓練場)基地司令官のジェームス・ドーロン中佐も次のように語っている。
 「私たちが行っていること、実際に日本政府が着陸地帯に関して行っていることと同じ訓練を今でも実行することができるでしょう。そして、彼らが建設している道路は、私たちが過去に使用することができなかった訓練場をよりよいものへとするでしょう。実際に、私たちの訓練能力は土地返還後も少し向上します」
 ぎこちない日本語で、もう少し「意訳」が必要に思うが、日本政府が行っている着陸帯の建設工事が完成すれば、現在行っている訓練をより向上させることができると評価しており、特に今訓練場内につくっている道路が使い勝手の良い訓練場にしてくれると大歓迎をしている。
 沖縄防衛局はこれまで沖縄県に対し、あくまで工事用の仮設道路だと説明していた。だから伐採しても原状復帰は可能だという理屈であった。オスプレイに積み込む諸資機材(武器弾薬も排除されない)を自動車などで運ぶことも想定されているのかもしれない。
 ドーロン中佐は、こうも言う。「ジャングル戦闘訓練センターは、提携した訓練活動にとって理想的な場所です。その環境は、困難を通して多様な同盟を結集させることができる偉大で困難なトレーニングパッケージを可能にします」。
 これらの発言から北部訓練場の基地機能強化がはっきり浮かびあがる。