20161116在日米軍司令部が流している北部訓練場返還に関する広報番組

 在日米軍司令部は15日から北部訓練場の返還に関するAFN(米軍放送網)のレポートビデオを公式ツイッターで流し始めました。日米政府は、12月20日にも返還式をおこなうことで日程調整をしており、この日は米軍の将校が同訓練場を訪れ、工事の進捗状況の最終確認を行ったとみられます。それでレポートビデオも解禁になったというところでしょう。番組は、総領事のインタビューと女性レポーターが工事現場から中継する二つで構成されています。工事現場の映像は、各種ツイッターでも見られますが、米側の映像資料という意味で注目されるでしょう。
 以下、番組の日本語字幕をひろいました。

 

<北部訓練場の返還に関するAFNのレポートビデオ>
 沖縄北部の密集した熱帯雨林の懸案の返還は、二国間の決定事項の一部です。再編を通じて、重要な任務は維持されるだけでなく、強化されています。

Joel Eherendreichi U.S.Consul General,Naha
(在沖米国総領事館の総領事ジョエル・エレンライク)
NTA(北部訓練場)は別名、ジャングル戦闘訓練センターとしても知られており、何年にもわたって、世界中で私たちが所有していた中でも最高のジャングル戦闘訓練センターだったと言えるでしょう。しかし、年々任務要件が変ると、訓練の必要性も変化します。私たちは、これらの着陸ゾーン、これらのヘリコプターゾーン、オスプレイ着陸ゾーンを統合することが可能です。私たちはもはや他のものを必要としないので、それが私たちがやっていることなのです

協定では交換、必要なエリアを凝縮するための建設が必要であり、返還を可能にします。

女性リポーター
 私は北部訓練場のF航路にいます。私の後方には、土地返還合意の一部である六つのヘリコプターの着陸地帯のうちの一つの建設現場があるのをご覧いただけます。
 それらは現在の施設能力の移転です。そして、それらの建設の即応性を維持し、同盟義務を果たすために重要です。義務は、オスプレイのような鋭敏な航空機の使用を含みます。それは日本だけでなく、環太平洋地域における人道的救助にとっても必要です。

Joel Eherendreichi U.S.Consul General,Naha
 私は、マニラの米国大使館からタクロバン、そして災害地帯へ行った時(2013年11月のフィリピンの台風災害)、初めてオスプレイに乗りました。そのオスプレイは沖縄からやってきました。そして、私たちが見ることができたのは最初の評価チームに続いて、多くのオスプレイ、そして第三海兵遠征旅団全体と、後に第三海兵遠征軍がやってきたのです。数十万とは言わないまでも、何万人の命が救われ回復したのは、オスプレイを含んだトレーニングを沖縄で行うことができたおかげです。
 私はこれまで直接、何て肯定的なことが起きるのか、またオスプレイが何万人の命をどのように救ってきたのか見てきました。私は、きょう再び、この機会を得ることができて興奮しています。
 北部訓練場からのレポートについてゾイ スタグがお伝えしました。