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普天間基地隣接の市民駐車場での人権侵害(1)

 4月2日付琉球新報に「普天間駐車場米軍の施設 日弁連勧告にコメント」という短い記事が掲載されていた。数日前、日弁連人権擁護委員会が米軍に人権侵害に当たるとする勧告書を送付したとの記事が掲載されていたので、その続報。
 <米海兵隊は3月31日、「普天間市民駐車場」の利用を許可していないのは人権侵害に当たると日本弁護士連合会が米軍普天間飛行場司令官に勧告したことについて、「われわれの施設と社会の安全・安心を守るために施設を管理できる」などとコメントした。
 同駐車場は普天間飛行場の敷地内となっており、市の責任で管理することを条件に使用 が許可されている。一方、米軍輸送機オスプレイ普天間配備に抗議活動をする市民には駐車場の使用を認めていない。
 米海兵隊琉球新報への回答で「われわれは言論と平和的な集会の自由を支持している」 とした一方 、「われわれの兵士らに対する暴行や脅迫の危害を防ぐために日本の当局が必要な措置を取ることを見守っている」などとした。>
 続報であることから短い行数に抑えたためだろう、米軍の言い分をそのまま伝えたに等しい記事の印象になっている。「抗議行動をする市民には駐車場の使用を認めていない」ことをもって、なぜ、日弁連は人権侵害に当たると判断したのかが伝わるようにすべきではなかったか。
 それはさておき、米軍の最後のコメントはどういうことだろう。
 米軍の立場は「平和的な集会の自由を支持」 するものであり、日本の当局が「暴行や脅迫の危害を防ぐために必要な措置を取ることを見守る」と言っている。換言すれば、オスプレイ反対を掲げた行動は、破壊行為であり、宜野湾市はきちんと対応せよということではないか。こんなコメントが堂々と出されているのだから驚きだ。