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相模ダムと中国人強制連行関係資料(8)

資料6-3 『相模湖ダムの歴史 中間報告』佐々木氏の話の続き

 

 K:中国の人はまんじゅうなんかでしょうが、朝鮮の人は米の飯で、日本と同じでしょうねえ。

 S:(略)うちにおったシナ人も、なんか我々の食べられない旨いもん食っておりましたよ。

 K:大正館の所にいたかがやまさんを知っていますか。

 S:んー、そのかがやまさんでしょう、やられた人は。やられていない、きいてない、そういう話を。

 

 

 K:食事は日本人じゃなくて、みんな向うの人が管理しているわけですか。

 S:そうです。あのねえ、えー、あれ、あの軍隊と政府とが一体して彼らにたいする、支給する食料物資は全部支給したんですよね。で、横浜まで取りに行くわけです。それをそのまま向うへ渡して、そうしたものを含めて、その請願巡査だわね、それがいっさいを管理したわけです。ただ全部渡しとくとかってになるからね、だからうちの倉庫へあずかっとくわけですよね。そして要するに、毎日の、毎食の、あれをこだしにそっからしてったわけです。だから鍵もあの、まー、政府から回したんでしょう。あの請願巡査ってのはね。それが持っててね、それでこだしで全部してたわけですね。えー。

 K:ことばのわかる人は中国側からついてきたんですか。こちらにいたんですか。

 S:いや、みんな兵隊帰りで中国へ行っていた。だからある程度の中国語を知ってりゃあね。それと1日、あの通訳がおるわけです。わからないことはね、それでだいたい通ったわけです。

 K:佐々木さんの所ではそういう人をたのんでおいたんですか。

 S:そういうことだわね。あの現場で使うものはね。その宿舎の管理はうちの側からももちろんでているけれども、その警察の方の管理のもとに夜警だわね、いわゆる昼間はめったな事ないでしょう。だから夜警は2人ずつ交代でで出してね。まー、逃走してもいいけど、民家へ与える影響がありますからねえ。そういうことするとやっぱり責任になるんで、それでー、やっぱり夜警は2人ずつ必ずね、あのー、だしましたです。