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熊谷組与瀬作業所の孫式恒さんの証言(1)

 神奈川県相模原市にある相模湖・相模ダムは、第二次世界大戦中に造成されたが、労働力の不足から、勤労学徒の動員、朝鮮人、中国人も使われた。中国人の場合は、まぎれもない強制連行である。2014年10月24日、中国河北省塩山県で熊谷組与瀬作業所の生存者を訪ねた。

 孫式恒さんは、87歳。日本での名前は、「孫建宗」。熊谷組与瀬作業所(相模川河水統制事業工事場)で1944年4月21日から45年7月13日まで、そのあと熊谷組松本作業所(長野県・東海軍半地下施設並びに隧道工事場)で強制労働をさせられた生存者である。以下は、そのインタビュー記録である。必要に応じて資料の紹介や注を加えた。

 河北大学の劉宝辰元教授にインタビューができるように先方との間を取り持っていただいた。通訳は、河北大学の史艶玲副教授。

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 インタビューに答える孫式恒さん