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熊谷組與瀬作業所の就労顛末報告書(17)

  五、華労ノ態度●●ノ態度

一、概況 就労中ハ俘虜者又ハ華人ト云フ点ニ於テ態度●●満順ニシテ明朗殊ニ日人ニ対シテハ敬意ヲ払ヒ勤勉ニ就労ス。・・・(判読不能)

二、華労ノ態度

(一)概要 移入輸送中日本ニ対スル憧景ノミニシテ従順明朗、就労中ハ勤勉ニシテ忠実ニ就労ス。

(二)生活組織及生活態度 宿舎ニ於ケル自治組織ハ五〇名前后ヲ一班トシ六班迄組織各班毎ニ班長ヲ任命ス。供出時ノ都合ニ依リ北京隊及済南隊ノ二班ヲ合流セシ故、北京班長ヲ副隊長、済南班長ヲ隊長トス。其ノ他書記二名炊事班及炊事班長ヲ置ク。自治ハ相互自治ニ依ラシメ各自軍隊生活ノ経験ヲ有シ隊長及副隊長ノ命ヲ遵守シ絶対違背セズ隊規ヲ犯ス者有ルトキハ隊長ハ笞刑ト稱シ各幹部ノ動議ニ基キ幹部列席ノ上班員ヲ召集、受刑者ヲ直立セシメ笞ヲ以テ五〇回程度臀部ヲ打ツノデアル(杖罪ト云フ)。此等ハ指導員ノ関與セザルモノニシテ比較的自治組織ハ円滑ニ行ハル。

(三)思想動向及要望事項 抗日分子及共産分子ノ有無ニ就イテ其ノ動勢ヲ調査セシムルモ悪偵ナルモノナシ。要望事項ニ付テハ毎月所轄署警察署長ノ臨席ヲ得、座談会ヲ開催、幹部出席シテ要望事項ノ開陳、実現ノ具体案ヲ協議ス。